2010年07月21日

桃園会『a tide of classics 〜三好十郎・浮標〜』に出演します

touenkai.png

今度、桃園会に出演させて頂きます。

「スクエアの上田一軒がなんで桃園会に?」
なんて思う方もいるかもしれません。
なにせ桃園会は、岸田戯曲賞や読売演劇賞なんかの受賞者である深津篤史さんが主宰の、バリバリの演劇派、関西きっての文学派。
我々お笑い派とは縁遠い感じがします。

でも、僕は深津さんとは10年来の知り合いで、スクエアの北村守も昔はよく桃園会に出してもらってました。
深津さんは、以前はよくスクエアも見てくれてて、意外にも褒めてくれてました。
深津さんが、うちのような演劇を褒めてくれるのがなんか不思議な気がして「なにかもっとこうしたらっていいっていうところはありませんか?」ってきいたら、深津さんしばらく考えて「う〜ん、オチが弱い」って。
超文学派の深津さんにオチとか言われるとは思ってませんでしたが・・・的確なご指摘でした。

今回の桃園会は『a tide of classics 〜三好十郎・浮標〜』っていうことで、昭和15年に三好十郎っていう作家が書いた作品。
三好十郎は、有名な『炎の人 ―ゴッホ小伝―』という大ヒット作を書いた作家です。この『炎の人』は新劇系の劇団で今でも上演される長寿作品。今度、仲代達矢さんもされるようです。

その作家さんの「浮標(ブイ)」っていう作品です。
この作品すごい。僕なんかが面食らうのは、主人公のセリフの量。もう半端じゃないくらいしゃべる。主演の紀伊川さんものすごいしゃべる。ほとんどこの人がしゃべっている。これだけ覚えるだけでもすごい。このお芝居3時間半あるんですけど。半分くらい紀伊川さんがしゃべります。
ぼくは紀伊川さんの100分の1くらいしかしゃべりません。

稽古、行ってますが、さすが桃園会、いい。
役者いい!
俺だけがすっとこどっこいだ。
がんばらねば。

見た目の派手さはありませんが、かなりズシッと見応えのあるお芝居です。
小難しいお芝居かというと、そんなことありません。
太くズシッときます。

ぜひ。
posted by うえだいっけん at 02:38| 大阪 ☀| 公演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月24日

劇団ガバメンツ「ちゃんちゃんばらばら」

28日から劇団ガバメンツの「ちゃんちゃんばらばら」というお芝居に出演します。
僕らよりちょっと若手で、コメディ劇団を標榜してます。
でもスクエアみたいな一幕物のシチュエーションコメディではなくて、ちょっと仕組みに凝った(?)コメディです。
観たらわかります。
「いろんなコメディができます」とのたまわってます。

「月夜の夜。
一人の侍が、悪行三昧の浪人たちを
ばったばったと斬り捨てる。
彼の去った後には、血まみれで倒れた悪人たち。
どうして斬られた。だから斬られた。
後ろ向きな反省会。」

興味のある方はぜひ!

⇒ご予約はここをクリック!

chanbara.jpg

劇団ガバメンツ本公演
「ちゃんちゃんばらばら」


■公演日時■
2010年5月
 28日(金)19:30
 29日(土)15:00/19:30
 30日(日)13:00/17:00

■チケット料金■
前売券・当日券2800円
(受付は開演の40分前、開場は開演の30分前。)

■公演会場■
in→dependent theatre 2nd
 〒556-0005 大阪市浪速区日本橋4丁目7-22
 TEL:06-6635-1777 / FAX:050-3737-4022

■お問合せ先■   
E-mail  gabaments@hotmail.com    
mobile 070-5663-7974 (公演期間中のみ)

■作・演出:早川康介

■出演
青木直敬 近藤貴久
田中誠行 片山誠子(ソラ豆) 芝なぎさ 豊田智子
大(青天の霹靂丸) 大塚宣幸(大阪バンガー帝国)
濱本直樹(DanieLonely) 久保田康裕(吉田商店)
平手嶺佑 若旦那家康(ROPEMAN(31.5))
上田一軒(スクエア)

■企画・製作
劇団ガバメンツ
posted by うえだいっけん at 13:40| 大阪 ☔| 公演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月05日

京橋花月4月よる芝居「列車と雨」

列車と雨.jpg

このたび、かの「吉本」の劇場、京橋花月で、「よる芝居」というものの演出をやらせていただくことになりました上田一軒です。
大阪のお笑いファンの人はよく知ってるでしょうが、京橋花月というのは、うめだ花月閉館後、2008年、「よしもと」が京橋に新しくオープンした劇場で、昼間は普通に寄席をやっているんですが、夜はなんと毎月、お芝居をやってます。
しかも1時間ないくらいの短いのじゃなくて、結構がっつりとお芝居です。
僕らスクエアも去年、メッセンジャーの黒田さんに呼ばれて、舞台に立たせてもらいました。
京橋花月よる芝居の中心は芸人さんですが、小劇場界からも演出や作家を呼んだり、ときどき役者も出てます。
今回の出演ももちろんほぼ芸人さんで、ランディーズの高井さんやカナリア、ギャロップの林さん、ビーフケーキといったラインナップ。
脚本は、樅野太紀さんという東京で活躍の放送作家さん(この人も元芸人さん)。
芸人さんとお芝居の演出で絡ませてもらうのは、だいぶ前うめだ花月で、矢野・兵頭さんと$10さん出演の短いお芝居をやったとき以来。
僕にとっては、けっこうな新世界であります。
さあ、どうなるか。
花月でやるというと、「吉本新喜劇みたいな感じ?」ってときどき言われるんですけど、はっきり言って違います。
僕が演出するのでシチュエーションコメディかと思いきや、そうでもありません。
どうなるかなあ。
もちろん、芸人さんに笑いじゃなくて芝居をやってもらうのです。
と言っても、みなさん結構お芝居やってて慣れてる人ばっかりなんですけど。
芸人さん目当てで劇場に来てくれるであろう大阪のお笑いファンの若い女の子たちにも、「お芝居って結構面白やん」て思ってもらえるもんにしたいと意気込んでます。
どきどきわくわくです。


京橋花月4月よる芝居
「列車と雨」


日程:2010/4/24(土)・4/25(日) 
時間:開場19:00  開演19:30   
料金:前売 2,000円 
当日 2,500円
未就学児入場不可
作: 樅野太紀
演出:上田一軒(スクエア)
出演:ランディーズ高井、カナリア、ギャロップ林、ビーフケーキ 
   帽子屋お松・平本茜子・川嵜めぐみ(京橋花月よる芝居劇団)
【あらすじ】
「僕のスタート地点はどこだ?」
フォークロック歌手・健次のルールは"自分で作った曲を歌うこと"
それ故ゴーストライターが書いた曲を歌う奴が許せない。
そんな中、同期デビューの馬場がヒット曲を連発。
悩む健次に事務所の社長がゴーストライターを勧めてきた。
夢と現実の狭間で悩む時、答えを導く単純な理由。
「僕のスタート地点は僕だ」そう歌うのは一体?
posted by うえだいっけん at 10:03| 大阪 ☁| 公演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月10日

「泊、」

「泊」、台本.jpg

制作サイドから、「ちょっとは宣伝してください」と叱られる。
スクエアの間近の公演、「泊、」のことだ。

本番前に作品について語るのは、うわずったことを口走りがちで、大変苦手なんだけど、ちょっと宣伝することにします。

スクエアのサイトの過去の公演のページ
http://www001.upp.so-net.ne.jp/emuemu/kako_index.htm
見てもらったらわかるように、この作品は第3回公演と第9回公演でやった作品だ。
それぞれ、11年前と8年前。

11年前は、こんなことを書いてます。

「むつかしく言うなら、ただの偏った人間である教師達の、その人間性と仕事で請け負うものとのギャップをコメディにしたかった。実を言うなら、僕らが学生時代に観察していた、いろんな変なセンセイ達をおかしがりたかった。スクエアのコメディで『先生は避けて通れない』そう思ってた」

8年前は、チラシにこんなことを書いてる。

「センセイを笑う」
高校のクラスには先生のモノマネばっかりやってるやつがいる。
勉強もスポーツも興味ないくせにセンセイのモノマネだけは手を抜かない。
休み時間にはクラスの前でセンセイをとことん笑いものにする。
「そんなにセンセイが憎いか」
「いえ。憎しみからモノマネは生まれません」
「なんでそんなにセンセイのモノマネばかりするのか」
「そこにセンセイがいるからです」
モノマネせざるをえないのだ。
センセイがおれにモノマネをさせるのだ。
なぜセンセイはそんなにモノマネをさせるのか。
そういうやつがセンセイになるのか。
センセイをやってるうちにそうなるのか。
ふだんはそうでもないがセンセイモードのときだけそうなのか。
わからない。
ともあれ、センセイたちを京都の旅館に泊めてみる。
センセイたちは裸になって、お風呂に入る。
裸になっても、センセイたちはお互いに「センセセンセ」と呼び合っている。
モノマネするやつもいないのに、やっぱりセンセイたちはセンセイ全開だ。
このたびは、そんなセンセイたちをこっそりと笑う。
センセイたちには許してほしい。
もしかしたらそれはぼくやあなただったかも知れないのだ。

なるほど。

この頃、なんとか自分たちだけの味のあるコメディが作れないかと思っていた。
みんな不器用で、とても上手なコメディができるとは思ってなくて、でもそれが逆に味にならないかと考えていた。上手ぶった演技は嫌いだった。
今回、再演にあたって、配役をすべて入れ替えた。
比較的やりやすい役をあえて避けて、難しいけどやることができたらオリジナルの配役よりおもしろくなるだろうというリスクをあえて冒してやることにした。

この作品は、スクエア初期の大変好評を得た作品です。
最近、若い劇団で、コメディをやってる劇団をときどき見に行きますが、彼らに負けないぐらいの衝動と野心をもって、ばかばかしくも楽しいコメディが作りたいと思ってます。

よろしければ是非。

posted by うえだいっけん at 08:01| 大阪 | 公演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月09日

宣伝 真夏の會「エダニク」 

テレビをつけたら、お料理番組がやってた。
今日の料理は「ほうれん草のスパニッシュオムレツ」
お料理の先生が、お料理を実演しながら、説明してくれる。
「茹でたほうれん草を水にさらし、適度に水を切ります」とか。ほうれん草を絞って水を切らないと、オムレツが水っぽくなってしまうそうだ。といって、切りすぎてもいけないらしい。
フライパン上での具材のかきまぜ方、火加減、時間、すべてにちょっとしたコツがあり、説明がつく。
なるほど。

僕は今、「真夏の會」という役者のユニットの依頼で、「エダニク」という公演の演出をやってる。
テレビを見ながら、演出というのは料理みたいなものかなあと考えていた。
演出家というのは料理人みたいなものだと思った。

今夜の食材は次の通り。

natu.JPG

夏。
登場人物の造形が妙にうまくて表現力のある役者。

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緒方晋。
舞台に立つだけでざらついた存在感がでて、真実感のある役者。

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原真。
緻密な演技技術と、自分をさらけ出す勇気を併せ持つ役者。

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そして、軽妙な文体で屈折した世界を描く若き手練れ、売込隊ビームの横山拓也の脚本。

これで、うまくない料理を作ったとしたら、どう考えても僕のせいだ。
依頼を受けた時はえらいこっちゃと思ったものだ。
でも、これだけの具材がそろっていたら、それを生かせばいいだけのことだ。

にしても、この写真たちは、なんだ。
任侠団体のお話ではありません。
とある職場で繰り広げられる切実で滑稽な人間模様。
まだやってますので、ぜひ。

http://manatsu.xxxxxxxx.jp/

posted by うえだいっけん at 13:37| 大阪 | 公演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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